大道内科クリニック

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コラム

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お酒を、ご飯の代わりにとることは問題ないのか。

お酒を、ご飯の代わりにとることは問題ないのか。

これはよろしくないです。
アルコールは、肝機能障害をきたす可能性があり、血液中の中性脂肪や尿酸値を上昇させます。またアルコールを飲むと、おつまみとして味の濃い料理をとる頻度が高まり、結果として塩分の過剰摂取につながる可能性があります。
例えば、ビール350ml、ウイスキー(ダブル)、ワイン200ml、日本酒140ml、梅酒90ml、焼酎95mlは、ほぼ140kcalで、ご飯90g(普通盛りが150g程度です)とほぼ同じカロリーです。しかしアルコールのカロリーはエンプティ―カロリーと言って、栄養素をほとんど含まないカロリーです。
3大栄養素と呼ばれる、炭水化物や蛋白質、脂質は人間が生きていくにあたって必須の栄養素ですが、アルコールはそういった栄養素を含んでいないのです。
従って、たとえ摂取カロリーは同じであったとしても、ご飯を減らして、その分お酒を飲んでもよいということにはならないのです。