のどぼとけの直下にある臓器で、全身の代謝を司る甲状腺ホルモンをつくっています
次のような症状は、甲状腺中毒症の可能性があります。
- のどぼとけのすぐ下にある甲状腺が腫れる
- 目玉が前に突出する
- 脈が速くなる
- 動悸
- いらいらする
- 手がふるえる
- 汗をかきやすい
- やせる
- 下痢をする
上記のような症状があれば、バセドウ病などの甲状腺中毒症(甲状腺ホルモンの過剰状態)による症状の可能性があります。
医療機関を受診し、採血で甲状腺機能検査を行ってもらうことが大切です。
当院では、採血で甲状腺機能検査を行い、甲状腺超音波検査で原因疾患を調べさせていただきます。病気の原因によって、飲み薬を選択し、治療させていただきます。
次のような症状は、甲状腺機能低下症の可能性があります。
- のどぼとけのすぐ下にある甲状腺が腫れる
- 元気がなくなる
- 疲れやすい
- むくむ
- 寒がりになる
- 体重が増える
- よく眠るようになる
- 記憶力が低下する
- 便秘
- 声のかすれ
- 脈がゆっくりになる
- 頭髪や眉毛が抜ける
- 皮膚が乾燥する
- 体温が下がる
上記のような症状があれば、橋本病などの甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモンが少ない状態)の可能性があります。
医療機関を受診し、採血で甲状腺ホルモンの値をチェックしてもらいましょう。
当院では採血で甲状腺機能検査を行い、甲状腺超音波検査で原因を調べさせていただきます。
病気の原因を確定した上で、レボチロキシンという飲み薬を内服していただきます。